P12 地域コミュニティでの国際交流を促進する身近な公園のプログラム開発 ―ひまわりを育てることを通じて
地域コミュニティでの国際交流を促進する身近な公園のプログラム開発 ―ひまわりを育てることを通じて
〇チンセイ1、平田 富士男1
1 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科
要旨
国際化の進展とともに、外国人居住者も増加してきた、これから、相互に文化などを理解していく環境づくりが不可欠です。本研究では、人々の相互理解交流の場となり得る身近な公園を活かし、外国人と日本人のコミュニティ内での相互理解交流の促進に資するプログラムを考えたいと思います。ひまわりを育てることを通じて、一回のイベントではなく、継続的に取り組むことになります。中国のおやつの定番「ひまわりの種」を育てて、作って、食べてみることによって、 より深く文化の相互理解をしていきたいです。そして、その結果を検証し、最終的に公園を舞台としたコミュニティ内での日常的な交流プログラムのあり方を提案します。
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この投稿へのコメント
神戸市の公園を外国人との交流の研究に活用いただき降りがとうございます。あすパークに対する考察を是非、お願いします。
コメントをいただき、ありがとうございました。
神戸市には多くの外国人が在住しています。
(私の友人もたくさん神戸市内に住んでいます)
なので、これからもっと外国人と邦人のコミュニティレベルでの相互理解
を深めていくことが必要だと感じています。
このために、これまでは地域の集会所や自治会館などで
一回きりの国際交流イベントなどが行われていましたが
そのようなイベントでは、相互理解はなかなか進みません。
それに対して、公園ではアットホームな雰囲気のなかで
植物を通じて複数回、継続的に関わることで
コミュニケーションも深まり、相互理解をより助けていくと思います。
あすパークは、民間運営で、スタッフの方々も
地域の方々、ここでプログラムを企画実施するのも
地域の方々ですので、
公共施設である地域福祉センターや自治会館などと少し違って
アットホーム、ウェルカムの雰囲気があふれています。
私も中国人ですが、そのような雰囲気のなかで
スタッフの皆さんに協力いただきながら
楽しくこのプログラムができました。
公園にこのような暖かな雰囲気の施設が増えていくと
コミュニティの人々が国際的にも交流が進むと思います。
植物を通した国際交流の良い事例だと思います。食文化も学べ、いいですね!
當内 様
コメントをいただき、ありがとうございました。
中国やアメリカではひまわりの種は最も人気のあるおやつのひとつですが、日本人はほとんど食べません。
ひまわりを通じて、人々のコミュニケーションの架け橋となり、人々も次から次へと作業の中で互いの理解を深めています。
そして、その結果を検証し、最終的に公園を舞台としたコミュニティ内での日常的な交流プログラムのあり方を提案します。
コメントありがとうございました。
私は、中国でよくおやつにヒマワリの種を食べていたので
日本に来てから、日本ではヒマワリの種をあまり食べないことを知って
少々驚きました。
アメリカでも、ヒマワリの種はよく食べられています。
日本ではヒマワリをよく育てていますが
花を鑑賞するだけで、種を食べることはほとんどないです。
ヒマワリを育てて、いっしょに種を取って食べることで
コミュニケーションが取れるとともに、互いに食文化の違いを知り、
より深く相互理解が進むと思います。
また、日本の公園や花壇で食べるものを育てることは禁止となっている場合が多いですが
食べるためのヒマワリの種を育てても
公園管理者からは禁止されないと思います。
ただし、食用ヒマワリの種を確保する必要があります。