P4 淡路島における岩石景観の特徴とその観光利用のあり方について
淡路島における岩石景観の特徴とその観光利用のあり方について
〇續佳瑄1、嶽山洋志1
1 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科/兵庫県立淡路景観園芸学校
要旨
淡路島には弥生時代からの巨石信仰が残っており、巨石や奇岩などの岩石を有する集落や施設が多い。2021年に策定された淡路市文化財保存活用地域計画の中でも巨石信仰を1つの特徴として打ち出しており、岩石の保存と積極的な活用が期待されている。本研究では淡路島における岩石景観の特徴を把握するとともに、その観光利用のあり方について検討することとした。結果、25件の巨石の分布特性をとらえると、72%が島内中央部に集中して分布していること、また標高の高い位置から低い位置まで多様に分布していることがわかり、景観の変化に富んだ、多くの巨石を体感できる観光ルートの設定が可能であることが示唆された。
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この投稿へのコメント
岩石を景観要素として捉え観光に活かすとした視点に大変興味を覚えました。
観光施策を展開する淡路島の新たな魅力として、今後の成果に期待します。
広脇様
コメントありがとうございます。岩を使った観光は、まだ淡路島ではありません。これから今の観光とつなげることが出来ると良いです。ありがとうございました。
淡路島の歴史的景観である巨石信仰をフォーカスしたのは大変すばらしいと思いました。すぐに実践できそうですね。ぜひ回ってみたいです。
當内様
コメントありがとうございます。
淡路島の魅力が海だけではなくて、里山の中でも魅力がある自然景観もたくさんあります。自然景観を活かすことを通じて、淡路島の里山に注目してもらったらと思います。
もし岩石に関するイベントがあったら、ぜひ参加してください!