P1 障がい当事者によるバリアフリー情報の収集実態と公園ウェブサイト情報との関係性
障がい当事者によるバリアフリー情報の収集実態と公園ウェブサイト情報との関係性
〇美濃伸之1
1 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科/淡路景観園芸学校
要旨
障がい当事者によるバリアフリー(以下、BF)情報の収集実態とウエブ上で取得できる公園BF情報との関係性を検討した。障がい当事者52名からの聞き取り調査では、交通アクセス、施設・配置、活動・参加に関する情報が重視され、それらは主に公式サイトおよび口コミ(属性既知)から取得されていた。また、兵庫県下における都市公園公式サイト(32)およびウエブ上での公園口コミ情報の調査からは、ウエブ上で取得できる公園BF情報は限定的で、その状況は公園毎に大きく異なっていた。これらから、公園公式サイトの役割は大きく、今後は、公園毎の事情を踏まえながら、積極的にBF情報を収集していく手法を検討していく必要があると考えられた。
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この投稿へのコメント
障害者自身の視点での分析、興味深く拝見しました。
公園BF情報掲載の指針への展開を期待します。
広脇様
コメントありがとうございました。
バリアフリー情報については、重要性が指摘されてはいるものの、現状はなかなか厳しいものがありまして、特に情報更新がままなりません。現在、管理の現場の情報を持続的にうまく吸い上げれる方法はないかを模索しており、県立公園でいくつかの試行をしております。また何かの機会にご助言いただけますと幸いです。お気遣いに感謝いたします。
障害者のバリアフリーに関する重要な内容を取り扱われていると思います。説明文が各所に含まれたら、もう少し伝わりやすくなるかと思います。
コメント遅れまして申し訳ございません。ご助言ありがとうございました。舌足らずな部分があることで承知を致しました。過不足を補い、またの機会にご報告できればと思います。お気遣いに重ねて感謝申し上げます。